
わが家は、子ども2人・大人2人の4人家族です。
新築計画の当初から、生活の仕方を考えて、
小さくても1人1部屋はほしいと思っていました。
今回紹介するのは、大人用につくった小さな個室です。
私の部屋は4.5畳。
天井高はH2200です。
わが家の天井高については、
1階・2階それぞれの高さや、低めに感じる場所について別記事でもまとめています。
→ 天井高H2200は低すぎる?不安だったけど、2年住んで後悔しなかった話
→ 天井高H2300でも後悔しない?折り上げ天井H2500で開放感をつくった話
広さに余裕がある部屋ではありません。
さらに、この部屋にはクローゼットを作っていません。
その代わり、クローゼットとして使う想定だった壁面に下地を入れてもらい、
入居前にIKEAの家具を壁付けしました。
この記事では、
4.5畳・天井高H2200の大人部屋を、
クローゼットなしでどのようにつくったのか、
実際に使ってみてどう感じているのかを紹介します。

当初はクローゼット付きの個室を考えていた
新築計画の当初は、
個室にはクローゼットを作る前提で考えていました。
子ども部屋は、
4.5畳+クローゼット0.75畳の部屋を2つ。
大人用の部屋は、
3.5畳+クローゼット1畳の部屋を2つ。
そんな形で検討していました。
当時は、個室にはクローゼットがあるもの、
という感覚がありました。
ただ、計画が進むうちに、
小さな部屋に本当にクローゼットが必要なのかを考えるようになりました。
クローゼットを作れば、
服や荷物を隠して収納できます。
一方で、扉や建具代が必要になり、
その分、部屋として使える面積も限られます。
そこで、クローゼットを作らない選択肢も検討することにしました。
クローゼットをやめた理由
クローゼットをやめようと思った理由には、
以前住んでいた借家での経験もあります。
その家には、クローゼット付きの洋室が2部屋ありました。
扉は、通気性のよいルーバー扉です。
見た目は好きでした。
ただ、細かい羽板に埃がたまると、
掃除がとてもやりづらい。
私はクローゼット扉をこまめに掃除するタイプではないので、
埃がたまってから掃除するのはかなり大変でした。
もうひとつ気になっていたのが、
見えない収納に物が溜まりやすいことです。
私は、物を溜め込みがちなタイプです。
扉を閉めれば中が見えないので、
とりあえずクローゼットの中に入れてしまう。
新居に引っ越すときには、
私のクローゼットからどんどん物が出てきて、
大量の段ボールが必要になりました。
夫には「ハムスターみたいだね」と言われる始末。
見えない場所に、せっせと物をため込んでいた自覚はあります。
クローゼットそのものが悪いわけではありません。
ただ、私の性格には、
中が見えない大きな収納はあまり向いていなかったのだと思います。
家づくり中にも、
そのことは薄々わかっていました。
オープンクローゼットにして感じたメリット
そこで、
いっそクローゼットを作らずに、
オープンクローゼットにした方がいいのではないかと考えました。
計画中にメリットとして考えていたのは、
主に次の4つです。
- 部屋の有効面積が増える
- 使い方の自由度が高い
- 所持品を把握しやすい
- 建具代を減らせる
小さな部屋では、
クローゼットを作るかどうかで、
部屋の使い方がかなり変わります。
クローゼットを箱として作らなければ、
壁面をそのまま部屋の一部として使えます。
実際に住み始めてからも、
見える収納にしたことで、
持っている物の量を把握しやすくなりました。
服をかけすぎると部屋の印象も重くなるので、
私にとっては持ち物を見直すきっかけにもなっています。
もちろん、オープンクローゼットが誰にでも合うわけではありません。
服や物を見せたくない人、
生活感をできるだけ隠したい人には、
扉付きのクローゼットの方が向いていると思います。
ただ、少なくとも私には、
クローゼットなしの方が合っていると感じました。
小さなスペースの収納例として、
1畳未満のパントリー収納についても別記事で紹介しています。
→ 2.48㎡パントリーの収納実例。奥行き200mm棚と400mm棚に置いているもの
最終的に、4.5畳のクローゼットなし個室に

最終的に、大人用の個室は、
クローゼットなしの洋室になりました。
私の部屋は4.5畳、天井高H2200。
夫の部屋は、
正確には4.3畳で、天井高はH2150です。
夫の部屋は間取りの都合で私の部屋よりさらに条件は厳しめですが、
夫も計画中にこの広さを了承してくれました。
大人部屋はどちらも、
クローゼットを作らない代わりに、
収納として使う予定の壁面に下地を入れてもらいました。
後から壁付け家具を取り付けられるようにするためです。
クローゼットをなくすなら、
どの壁面にどの範囲で下地を入れてもらうかを決めておく必要があります。
わが家の場合は、
この下地を入れておいたことがかなり重要でした。

ちなみに、子ども部屋もクローゼットを作っていません。
ただ、大人部屋ほど具体的に収納計画を決めていたわけではなく、
成長に合わせて後から考える前提にしました。
このあたりは、別の記事で詳しく書く予定です。
工事中は、本当に狭く見えて不安だった
クローゼットなしの小さな個室にすると決めたものの、
工事中は不安もありました。
特に不安だったのは、
基礎ができた段階です。
基礎の状態では、
まだ壁も天井もありません。
大まかな床面積だけが見えるため、
図面で見るよりもかなり小さく感じました。
この広さで大人の個室として成立するのか、
正直、少し不安になりました。
その後、壁ができて空間として立ち上がってからは、
基礎だけのときよりは印象が変わりました。

それでも、4.5畳はやはり小さな部屋です。
ただ、壁紙、床、照明、家具が入ると、
工事中とはまた印象が変わっていきました。

これは自分の部屋に限らず、
家全体にも感じたことです。
基礎の段階では、
家そのものが小さく見えて、
少し不安になりました。
事前に「基礎のときは小さく見えやすい」と知ってはいたのですが、
実際に見ると、やはり不安になるものですね。
図面では面積を確認していたはずなのに、
地面の上に基礎だけがある状態で見ると、
想像よりずっと小さく感じました。
平面で見る広さと、
壁や天井ができたあとの立体としての広さは、
かなり感覚が違うと感じました。
入居前にIKEA家具を壁付けした
私の部屋には、
入居前にIKEAの家具を取り付けました。
取り付けは、
IKEAキッチンの施工も担当してくださった専門業者の方にお願いしました。
わが家ではキッチンにもIKEA METODを採用しています。
IKEAキッチンを選んだ理由や実際の使い心地は、別記事で詳しく紹介しています。
→ IKEAキッチンを選んだ理由|シェーカースタイルとの出会いと決め手
私の部屋の収納には、
IKEAのMULIG(ムーリッグ)を3本と、
KOPPANG(コッパン)のチェストを組み合わせています。
※KOPPANGは現在販売終了しているようです。

MULIGは、壁付けのハンガーレールです。
なるべく収納力が上がるように、
図面と照らし合わせながら取り付け位置を考えました。
KOPPANGは白いチェストです。
大きめのチェストがある部屋に憧れがあり、
いくつか検討したうえで、このチェストを選びました。

家づくりでは、キッチンや洗面台など、
できるだけ木製+塗装の質感にこだわってきました。
KOPPANGはペーパーフォイル仕上げなので少し迷いましたが、
自分の部屋で、水がかかる場所でもないため、
使ってみることにしました。
夫の部屋には、KUBBISとHEMNESを取り付けました。
どちらも日本では現在販売終了しているようです。
入居後は、
シングルベッドやサイドテーブルなどを置いて過ごしています。

床点検口とKOPPANGでヒヤッとした
計画中に、ひとつヒヤッとしたこともありました。
私の部屋には床点検口があります。
ところが、
壁付け家具を計画するときに、
この床点検口との位置関係をきちんと考慮できていませんでした。
設置予定だったIKEAのKOPPANGは、
転倒防止のため壁固定が必要な家具です。
そのため、
床点検口に干渉したからといって、
家具の位置を簡単にずらせるわけではありません。
結果的に、
現場で収まるかどうか確認することになりました。
最終的には、問題なく収まりました。
コンセント、スイッチ、ドアの開き、下地の位置までは確認できていたのですが、
これは完全に見落としていたポイントです。
小さな部屋で壁固定家具を使う場合は、
図面上の家具サイズだけでなく、床の点検口も確認しておくべきでした。

幅90cmのIKEAベッドと大きな鏡
入居後、私の部屋には、
しばらくベッドがありませんでした。
まだ幼い次男と同じ部屋で寝ていたため、
自分の部屋で寝る機会がなかったからです。
ただ、別室で寝ることも見えてきた頃に、
ベッドを購入しました。
選んだのは、
IKEAのSTJÄRNÖ(シェルノー)です。
サイズは90×200cm。
一般的なシングルベッドより少しコンパクトな幅なので、
4.5畳の部屋にも置きやすいと感じました。
私は物が多い方で、
夫はミニマリストに近いタイプです。
私の部屋には、
体重計やステッパーも出しっぱなしにしています。
そのため、ベッドはできるだけコンパクトなものを選びました。
また、私の部屋には、
直径80cmのIKEAの鏡、LINDBYN(リンドビーン)も取り付けています。
MULIGやKOPPANGと同じく、
入居前に取り付けてもらいました。
小さな部屋に直径80cmの鏡は大きすぎるかもしれないと迷いましたが、
結果的には付けてよかったです。
身支度に使いやすく、
鏡があることで部屋の見え方にも少し抜けが出たように感じています。

まとめ|4.5畳でも、自分らしい大人部屋になった
まだ、自分の部屋で寝た回数は多くありません。
それでも今のところ、
好きなものに囲まれているコンパクトな自分の部屋に満足しています。
クローゼットを作らず、
オープンクローゼットにしたことにも、
不満や後悔はありません。
物が見える収納は向き不向きがありますが、
少なくとも私には合っていたと感じています。
4.5畳は、広い部屋ではありません。
天井高H2200も、
高いとはいえません。
それでも、寝る、着替える、服を管理する、
少しひとりで過ごす場所としては、
今のところ十分だと感じています。
友人が私の部屋を見たとき、
とてもよい反応をしてくれました。
「大人の一人暮らし部屋みたい」
というようなことを言ってくれて、
それが素直にうれしかったです。
計画中も、工事中も、
本当にこの広さで大丈夫かなと思う場面はありました。
特に基礎の段階では、
小ささが強く見えて不安になりました。
それでも、実際に家具を入れ、
自分の持ち物に合わせて整えていくと、
小さいなりに心地よい部屋になりました。

物が多い私には、
まだまだ断捨離が必要な場面もあります。
それでも、コンパクトな空間だからこそ物理的な制限がかかるので、
いい修行になっています。
■ 参考|公式サイト
・IKEA|MULIG 公式サイト
・IKEA|LINDBYN 公式サイト
・IKEA|STJÄRNÖ 公式サイト
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→ パンツを掛ける収納に使っています。見える収納では、ハンガーをそろえると全体の印象も整いやすくなります。

