
わが家の玄関は、一般的な上がり框のある玄関ではなく、
玄関とホールの段差をなくしたフラット玄関にしています。
床材には、フローリングではなく
木目調の磁器質タイルを選びました。
この記事では、わが家がフラット玄関にした理由、
フローリングではなく木目調タイルを選んだ理由、
住んでみて感じていることをまとめます。
フラット玄関を検討したきっかけ
フラット玄関を検討した最初のきっかけは、
見た目ではなく玄関まわりの断熱・気密でした。
家づくり中、夫は玄関土間まわりの断熱や気密について調べていました。
断熱や気密に気をつけて建てた家でも、
玄関が寒いという声があることを知り、
玄関まわりの断熱・気密を確保するのは難しい場所なのだと感じたようです。
その中で出てきた案が、
玄関とホールをフラットにすることでした。
夫の案を受けて、
2人でフラット玄関にするメリットも考えました。
- 玄関を広く見せられる
- 掃除ロボットが通れる
- バリアフリーに近い形にできる
- 海外風の家の雰囲気にも合う
こういったメリットがありそうだと考え、
性能面から検討し始めたフラット玄関でしたが、
暮らし方や家全体の雰囲気を考えても、
採用したいと思いました。

最初はフローリングでつなげる案もあった
フラット玄関にするにあたり、
当初は玄関からホールまでフローリングでつなげる案も考えていました。
玄関を開けたときに、
床がそのまま室内まで続いて見えるような、
海外の家に近い雰囲気にしたかったからです。
工務店の担当の方には、
玄関とホールをフラットにしたいこと、
玄関からホールまでフローリングでつなげたいことを伝えました。
ただ、あまり多くない例だったため、
施工面でのデメリットなども確認しながら検討することになりました。
その後、玄関という場所の使い方や、
工務店の担当の方からの意見もふまえて、
床材はフローリングではなく、
タイルで考える方向になりました。
木目調タイルを選んだ理由
タイルで考える方向になったものの、
いかにも玄関らしいタイルにはしたくありませんでした。
わが家は、玄関とホールをできるだけ自然につなげたいと考えていたため、
室内のフローリングと大きく雰囲気が変わらない床材を探しました。
そこで候補になったのが、
木目調の磁器質タイルです。
木目調タイルは、選ぶものによって印象が大きく変わります。
木の雰囲気に近づけられる一方で、
色味や木目の出方によっては、
少し人工的に見えてしまうこともありそうだと感じました。
そのため、できるだけフローリングとなじみ、
家全体の雰囲気から浮かないものを選びたいと思いました。
WebやSNSで施工例を見ながら、
わが家の雰囲気に合いそうな木目調タイルを探しました。
採用したタイルはFonte Tradingの木目調タイル
いくつか探した中で、
最終的に選んだのはFonte Tradingの木目調タイルです。
玄関ホールに使うため、
以下の3色のカットサンプルを取り寄せました。
- 19-120-WD|ダークブラウン
- 19-120-WN|ナチュラルブラウン
- 19-120-WL|ライトブラウン
最初は、ダークブラウンが一番好みに近いと感じていました。
ただ、玄関だけで見るのではなく、
室内のアカシアの無垢フローリングと並べたときの見え方も大事です。
3色とも、アカシアのフローリングにぴったり合う色というわけではありませんでした。
ただ、実物サンプルを並べて見たときに、
3色の中ではライトブラウンが一番なじみやすそうに感じました。
色の感じ方はかなり主観的ですが、
完全に同じ色でなくても、
全体としては自然につながって見えると判断しました。
そのため、最終的には
19-120-WL|ライトブラウンを選びました。

目地の色は、担当の方と相談しながら、
できるだけ違和感が出ない色にお願いしました。
また、選んだ木目調タイルについて調べている中で、
バルコニーなど屋外で使われている施工例も見かけました。
そのため、この時点ではまだ決まっていなかった外のポーチ部分まで、
木目調でつなげることも一時期は考えていました。
ただ、屋外のポーチや階段は、
タイルの厚みや強度、玄関ドアとの高さの関係など、
玄関内とは別の検討が必要でした。
最終的には、ポーチまわりは外構側で考えることにし、
玄関内はFonte Tradingの木目調タイルで仕上げる形にしました。
玄関ポーチのタイルについては、こちらの記事で紹介しています。
→ アメリカンスタイルの玄関ポーチタイル実例|カバードポーチを使わずに成立させた外構の考え方
上り框はなくし、真鍮の見切り材を入れた
フラット玄関にしたことで、
一般的な玄関で使われる上り框や付け框は不要になりました。
当初の見積もりには入っていましたが、
確認したうえで外してもらっています。
玄関の木目調タイルと
室内のフローリングの境目には、
真鍮製の見切り材を入れました。

真鍮の見切り材は、
家づくり中にさまざまな施工例を見る中で知り、
取り入れたいと思っていたものです。
見た目が好みだったので、
玄関だけでなく、洗面所の床見切りにも採用しています。
もともとの見積もりでは、
ステンレス製の見切り材が入っていました。
それを、真鍮製の見切り材に変更してもらいました。
小さな部材ですが、
床材の切り替わり部分に少しアクセントが入り、
わが家の雰囲気にも合っていると感じています。
フラット玄関に合わせて手すりも計画した
フラット玄関にするうえで、
手すりは付けておきたいと考えていました。
一般的な玄関のように上がり框がないため、
座って靴を履く場所がありません。
わが家では、もともと座って靴を履く習慣はあまりありませんでした。
子どもたちもある程度大きくなっていて、
玄関に座って靴を履く場面は少なくなっていました。
それでも、立ったまま靴を履くときに体を支えられる場所はあった方がよいと考え、
玄関の片側に手すりを付けました。


夫は両側に手すりを付けたがっていましたが、
反対側には鏡やフックを付ける計画があり、
見た目のバランスを考えて、片側のみでお願いしました。
手すりは施主支給しています。
壁になじむように、
ホワイトの塗装品を探しましたが見つからず、
白く塗装するつもりでメイプルの手すりを選びました。
ただ、実際には塗装に少し苦労しました。
今選び直すなら、
自分で塗る前提ではなく、
床材や玄関まわりに合う色を選ぶと思います。
住んで感じたメリット
フラット玄関にしてよかったと感じるのは、
まず掃除ロボットが玄関まで通れることです。
玄関は外とつながる場所なので、
メリットと感じて取り入れたものの、
最初は掃除ロボットが玄関まで行くことに少し抵抗がありました。
玄関を掃除したあとに、
そのまま室内も掃除することになるためです。
ただ、実際に暮らしてみると、
思っていたほど気になりませんでした。

わが家では玄関に大きめのジュートラグを敷いています。
そのため、靴底の砂や埃をラグがある程度受け止めてくれているのか、
室内側に汚れが広がる感じはあまりありません。
週1回ほど掃除ロボットを動かせば、
玄関まわりも気にならずに使えています。
また、砂汚れが気になったときは、
ラグを外に干して、
マキタの掃除機でタイルまわりを掃除しています。

以前住んでいた家の玄関は、
暗くて狭い土間玄関でした。
その頃と比べると、
今のフラット玄関の方が、
自然と掃除の範囲に入りやすく、
清潔に保ちやすいと感じています。
また、玄関とホールの床がつながって見えることで、
開放的に見えます。
木目調タイルにしたことで、
室内のフローリングとも大きく雰囲気が離れず、
玄関まわりが自然につながって見えるところも気に入っています。
片側に付けた手すりも、
実際に使いやすく、付けてよかったです。
フラット玄関にするなら、
座る場所だけでなく、
立ったまま体を支えられる場所も考えておくと安心です。

ただ、夫は反対側にも手すりがあってもよかったと思っているようです。
まとめ|フラット玄関と木目調タイルは、わが家に合っていた
わが家のフラット玄関は、
玄関まわりの断熱・気密の考え方をきっかけに検討しました。
そのうえで、掃除ロボットが通れること、
玄関が開放的に見えること、
海外風の家の雰囲気に合うことも、
採用した理由になりました。
当初はフローリングでつなげる案もありましたが、
玄関という場所を考えると、
木目調の磁器質タイルがわが家には合っていました。
実際に住んでみても、
掃除しやすく、見た目のつながりもあり、
フラット玄関と木目調タイルの組み合わせにしてよかったと感じています。
参考| 公式サイトなど
【タイル / 床見切り】
- Fonte Trading|19-120-WL|ライトブラウン
(公式サイト)
→ わが家の玄関ホールで採用した木目調タイルです。3色のサンプルを取り寄せ、最終的にライトブラウンを選びました。 - LIXIL|床見切りL(真ちゅう)|SM-2700L/B
(公式サイト)
→ 玄関の木目調タイルと室内フローリングの境目に使った見切り材です。当初はステンレス製でしたが、見た目の好みで真ちゅうに変更しました。
【掃除ロボ / 掃除機】
- SwitchBot|ロボット掃除機 K11+
(公式サイト)
楽天市場で見る|Yahoo!ショッピングで見る|Amazonで見る
→ 階段以外の1階・2階は、ロボット掃除機で掃除しています。 - Makita(マキタ)|コードレス掃除機 CL180FD|ホワイト(CL180FDRFW)
(公式サイト)
楽天市場で見る|Yahoo!ショッピングで見る|Amazonで見る
→ 玄関ホールの細かい部分や階段は、マキタを使っています。
【手すり】
- 朝日ウッドテック|WOODRIUM手摺/無垢 壁付け手摺|たて型|ハードメイプル
(公式サイト)
楽天市場で見る|Yahoo!ショッピングで見る
→ わが家では、白く塗装する前提でメイプルの手すりを施主支給しました。
シンプルなデザインが気に入り、玄関にもなじみそうだと思って選んだものです。
ただし抗菌仕様のため塗装には不向きで、塗装すると本来の機能が損なわれる可能性があります。
受注生産のため、時間にゆとりを持って準備する必要がありました。

