
わが家では、
室内の壁や天井に
クロスではなくドライウォールを採用しました。
最初から工法や性能まで理解して、
絶対にドライウォールにしたかったわけではありません。
アメリカンハウスを考える中で、
「ペイントされた壁、なんかいいよね」
夫婦ともに、
最初はそれくらいの感覚でした。
ただ、実際に採用しようとすると、
施工方法や工程、職人さんの手配など、
思っていた以上に調整することもありました。
この記事では、
わが家がドライウォールを選んだ理由と、
入居から約2年半が経った現在の様子をまとめています。
※壁や天井に採用した色については、
別の記事にまとめる予定です。
先に、
検討時に思っていたことと、
実際にわかったことを簡単にまとめます。
| 検討時に思っていたこと | 実際にわかったこと | |
|---|---|---|
| 施工 | アメリカンハウスっぽくて、ペンキで仕上げた壁 | テープやパテによる下地処理があり、施工方法や工程の調整も必要だった |
| 手配 | 対応できる工務店なら施工できそう | わが家は施工実績がなかったため、施工業者探しや職人さんの手配にも調整が必要だった |
| 暮らし | 汚れたり傷ついたりしても、自分で手を入れやすそう | 汚れ・傷・細かなひびは出るものの、実際に手を入れながら付き合える壁だった |
アメリカンハウスを考える中で、ドライウォールが気になった
わが家でドライウォールが候補に入ったのは、
家づくりのかなり早い段階でした。
当時は10社ほどの工務店を検討していましたが、
後半になると、
ドライウォールを取り入れることができるか
という点も、工務店選びの条件のひとつになっていました。
実際に、アメリカンハウスの施工例を
見学させてもらったこともあります。
外観だけでなく、
ドアやサッシ、ドライウォールなども実物で確認。
写真だけで見ていたものを
実際の住宅で見る機会になりました。
とはいえ、この頃の私たちはまだ、
「ドライウォール、なんかいいよね」
くらい。
詳しい施工方法まで理解していたわけではありません。
調べてわかった、ペンキを塗るだけではないドライウォール
ドライウォールについて
本格的に調べたのは夫でした。
私の中では、
塗り直しができる壁。
最初はそれくらいの認識でした。
でも実際には、
石膏ボード同士の継ぎ目をテープやパテで処理し、
継ぎ目が目立たないように整えてから塗装していきます。

気密面など、
見た目だけではない部分にも意味があると知ったことも、
採用を後押しした理由のひとつだったと思います。
夫はさらに、
石膏ボードの張り方や端部の形状なども調べ、
工務店へ施工方法について相談していました。
ちなみに私自身は、
石膏ボードの張り方やエッジの違いについては、
当時も今も正直よくわかっていません。
そのあたりは夫に任せていました。
施工実績のない工務店で、ドライウォールを採用
最終的にお願いした工務店には、
当時ドライウォールの施工実績はありませんでした。
それでも施工は可能だと言ってくれたことも、
工務店選びの条件のひとつでした。
そのまま工務店に任せるのではなく、
私たち自身でも近隣の施工業者を調べ、
候補を共有しながら進めていきました。
実際の施工では、想像以上に調整が必要だった
ドライウォールの施工業者が決まってからも、
細かな調整は続きました。
石膏ボードの張り方について相談した際には、
希望する方法で施工できる大工さんが限られ、
工期に影響する可能性があるという話もありました。
また、夫は気密面も考え、
建具や巾木などが付く前に
できるだけ下地処理を進めたいと考えていました。
ただ、日本で一般的に行われている施工工程との違いもあり、
希望どおりに進めるには追加の作業が必要になる部分もありました。
そこは費用とのバランスを考え、
すべてを理想どおりにするのではなく、
一部は見送っています。
また、アーチ壁や折り上げ天井など、
平らな壁以外の部分では、
追加費用がかかる場合もあるようです。
わが家の折り上げ天井については、こちらの記事でまとめています。
→ 天井高H2300でも後悔しない?折り上げ天井H2500で開放感をつくった話
施工が終わってから気づいた、細かな違いもあります。
わが家では1階と2階で職人さんが変わったためか、
巾木上部の塗装の見切り方が少し違っていました。

暮らすうえでは特に困っていませんが、
細かな仕上がりまで揃えたい場合は、
事前に確認しておくと安心だと思います。

わが家の場合、ドライウォールを施工できる職人さんの
スケジュール調整にも、工務店の方が苦労していたようでした。
施工中、職人さんの言葉が印象に残った
ドライウォールの施工期間中、
現場で職人さんに会ったことがあります。
顔や作業着にも白い材料がついた状態で、
ドライウォールは仕上がりがとてもきれいなんですよ、と
いきいきと話してくれたのが印象に残っています。
白い壁なら、
スクリーンを使わず映像を投影することもできる、
という話もしていたと思います。
わが家ではその予定はありませんでしたが、
「そんな使い方もあるんだ」と思ったのを覚えています。
そして実際に仕上がった部屋を見ると、
期待していたとおり、壁はとてもきれいでした。
入居後に感じた、ドライウォールのきれいさ
入居してから特に気に入っているのが、
窓から入った光が壁に当たったときです。

ペイントされた壁に光が広がる様子が、
私は今でもきれいだと思います。
完成直後だけではなく、
暮らし始めてからも、
ドライウォールにしてよかった
と感じる瞬間のひとつです。

朝や夕方、季節によって変わる光の入り方を、
入居後も飽きずに眺めることがあります。
とはいえ、
塗りたてのきれいな状態が
ずっと続くわけではありません。
暮らしていれば壁は汚れますし、
角やアーチの曲面などには、
細かなひびが入っているところもあります。

木造住宅では、木材の乾燥や建物の動きによって
こうした部分にひびが出ることもあるようです。
また、入居後には、
ビス頭が浮いて見える箇所も一部出てきました。
すべての場所に一律に出ているわけではなく、
わが家ではところどころに見られる程度です。

わが家では今のところ、
大きく気になるものではありません。
白いペイント壁は、やっぱり汚れる
入居直前、
最終的な補修に入っていた職人さんから、
小さい子どもがいると
白い壁はすぐ汚れますよ、
といったことを言われました。

入居直前だったので、
「今それ言う?」とはちょっと思いました。笑
実際、子どもは大人よりも
壁を汚しやすいです。
手を洗う習慣はある程度ついていますが、
しっかり洗えていなかったり、
工作で汚れた手のままだったりと、
こちらが思っている以上に
手が汚れていることがあります。
入居前に聞いた一言もあり、
しばらくは、子どもが壁を汚すことをかなり気にしていました。
入居直後は、
白い壁に汚れが増えていくのが目につきやすく、
気になる部分は自分で塗り直したこともあります。

でも、暮らしているうちに
だんだん考え方も変わりました。
汚れ耐性がついた、
とも言えるかもしれません。
気が向いたときに、直せばいい。
今はそれくらいの気持ちで付き合っています。
傷は必要になったら自分で補修
子ども部屋には、
壁が少しえぐれたような傷もあります。

入居時から、写真右上のようなピンホール状の細かな凹みが残っている箇所もあります。
補修用のパテは購入済み。
……なのですが、
まだ直していません。
今きれいに直しても、
また傷が増える可能性もあります。
もう少し子どもが成長してから
まとめて補修してもいいかな、とも思っています。
傷んだ部分に手を入れながら使っていく。
そんな付き合い方ができるのも、
ペイント壁の面白いところだと感じています。
まとめ|ドライウォールと暮らしてみて
完成したときの壁は、
期待していたとおりきれいでした。
入居後も、
窓から入る光が壁に当たる様子は
今でも気に入っています。
一方で、暮らしていれば
汚れや傷、細かなひびも出てきます。
入居当初はかなり気にしていましたが、
今は、
気が向いたときに、自分で手を入れればいい。
それくらいの感覚で付き合っています。
施工までには調整も多くありましたが、
わが家ではドライウォールを採用してよかったと思っています。

