角地の隅切りは損?自治体へ譲渡した実例と、やってよかった理由

角地の隅切り工事完了後

角地の土地を購入したあと、
わが家では角の一部を隅切りし、
自治体へ譲渡しました。

隅切りは必須だったわけではありません。

それでも、
周辺には狭い道路が多く、
車が曲がりにくい場所でもあったため、
わが家では隅切りした方がよいと判断しました。

購入した土地の一部を手放すため、
その時点ではかなり損をしたような感覚も。

ただ、実際に工事を終え、
暮らしてみると、
単純に土地の面積や金額だけでは
損得を決められない
と感じています。


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わが家が隅切りをすることにした理由

隅切りという方法を提案したのは夫でした。

わが家はもともと、
狭い道路が多い地域で生活していたため、
車同士がすれ違いにくかったり、
角を曲がりにくかったりする場面は
日常的に見ていました。

購入した土地も90度未満の角地。

自治体から隅切りを求められたわけではありませんでしたが、
周辺道路の状況を考え、
土地購入後の早い段階で
隅切りする方向で考え始めました。

また、鋭角になっている角の部分は、
建築計画上も積極的に使いたい場所ではありませんでした。

そのため、
「ここを残すこと」にこだわるよりも、
道路として使えるようにした方がよいと考えました。

着工前の更地管理や、隅切り前に起きた敷地への侵入については、
別記事で詳しくまとめています。
着工前の土地管理はどうする?更地の雑草・侵入対策を実例で紹介

Aomi
Aomi

私自身はそれまで、
隅切りした部分を自治体へ譲渡できる場合があることも
知りませんでした。

たまたま夫がこうしたことを知っていたため、
「隅切りして自治体へ譲渡する」という選択肢
早い段階で持つことができました。

建築前に計画できて、本当によかったです。


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隅切りせず、角を残す方法もある

狭い道路を歩いていると、
敷地の角いっぱいまでブロックなどを設けず、
車が多少入り込むことを
許容しているように見える外構もあります。

実際、購入した土地に建っていた古屋も、
角いっぱいまでブロックが設置されておらず、
車が曲がる際に多少踏まれることを想定したつくりにも見えました。

こうした方法なら、
土地そのものは自分の所有地として残せます。

一方で、
舗装や外構が傷んだ場合には、
自分たちで補修や管理を考えることになります。

わが家では、
そうした維持管理まで含めて考えると、
隅切り部分を手放した方が
気持ちの面でもラクだと感じました。


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わが家では底辺約3mの三角形になるように隅切り

わが家では、
角の部分を底辺約3mの
三角形になるような形で隅切りしました。

約3m幅で隅切りした角地
わが家では、角を大きめに隅切りしました。

隅切りする位置については、
希望すれば自治体の担当者などと
現地で確認することも可能とのことで、
わが家は実際に立ち会って確認しています。

図面だけでなく、
現地で位置を確認してから進められたことで、
完成後のイメージもしやすかったです。


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隅切りの扱いは自治体によって異なる

隅切りについて調べると、
自治体によっては
できるだけ設置するよう案内している地域もあります。

一方、わが家の場合は、
自治体から隅切りするよう
特に求められたわけではありませんでした。

譲渡や買い取りの有無、
必要となる条件なども
自治体や道路の状況によって異なります。

自治体のホームページで確認する場合は、
「狭あい道路」「隅切り」などのキーワードで検索すると、
関連する制度や案内が見つかることがあります。

また、隅切りによって敷地面積が変わるため、
建ぺい率など建築計画に関わる数値へ
影響する場合があります。

敷地をできるだけ使って建てたい場合などは、
建築計画への影響も含めて
確認しておくと安心です。

わが家では、
当初想定していたよりも
敷地に余裕のある土地を購入することになったため、
隅切りによって建築計画が
大きく変わることはありませんでした。


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土地を手放すのは「損」なのか

自治体へ譲渡する場合、
購入した土地の一部を
手放すことになります。

わが家の場合も、
購入したばかりの土地を
それなりの広さで手放すことになり、
その時点ではかなり損をしたような感覚がありました。

ただ、残した場合にも
考えることはあります。

角の外構をぶつけられる可能性、
傷んだ場合の補修、
車が曲がりにくいことで起こるトラブル、
そして、それらを気にしながら暮らす心理的な負担。

隅切りによって所有する土地の面積が減るため、
その分、固定資産税などの負担が
軽くなる可能性もあります。

こうしたことまで含めると、
土地の面積と譲渡時の金額だけで
「損だった」とは言い切れないと感じています。


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実際に暮らして、隅切りしてよかったと思う

隅切り工事が終わってからは、
以前と比べて
角を曲がりやすくなったと感じています。

隅切り工事前の鋭角な角地
隅切り工事前の角。

ただし、
もともと余裕のある道路ではありません。

隅切りをしたからといって、
外構などへ車が接触するリスクが
なくなるわけではありませんでした。

実際、入居後には
外構工事中のブロックへ
車両が接触することもありました。
バイナルフェンスを選んだ理由と施工例|角地の外構、事故対策と2年後に感じていること

それでも今振り返ると、
角を大きめに隅切りしておいて
本当によかったと思っています。

隅切り後の角地と外構
隅切り後も、接触リスクを考えて外構を計画しました。

土地を少しでも多く残すことより、
車が角を曲がるときの余裕や、
外構を守ることを優先してよかったです。

Aomi
Aomi

自分たちで隅切りを経験してからは、
狭い道路の鋭角な角を見ると、
以前よりも車の曲がりやすさを
意識するようになりました。

道路のつぎはぎにも
目がいくように。

狭い道を歩いていると、
セットバックしたような跡があったり、
道路の排水溝だけ
昔の位置に残っているように見えたりします。

子どもと散歩しながら、

「昔はここまでお家だったのかな」

なんて話すのも、
ちょっと楽しいです。


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まとめ

隅切りをすると、
所有する土地の面積は減ります。

そのため、
土地の面積や譲渡時の金額だけを見ると、
もったいないと感じることもあると思います。

ただ、わが家では
道路の曲がりやすさや外構の維持管理、
接触リスクや心理的な負担まで含めて考え、
隅切りすることを選びました。

実際に暮らしてみても、
この判断はよかったと感じています。

隅切りの条件や扱いは
自治体や土地によって異なるため、
検討する場合は
建築計画への影響も含めて確認してみてください。

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