
IKEAのMETOD(メトード)は、
扉や引き出しだけでなく、
取手まで自分で選べる自由度の高いキッチンです。
ただ、自由に選べるからこそ、
ノブにするのか、バー取手にするのか、
どの長さをどこに付けるのかまで
細かく考える必要がありました。
この記事では、
わが家のIKEAキッチンで、
引き出し幅に合わせて取手をどう選んだか、
海外Amazonで購入したQOGRISUNの取手を
2年使ってみてどうだったかをまとめます。
IKEAメトードは、取手まで自分で決めるキッチン
日本のシステムキッチンでは、
扉デザインと取手がある程度セットになっていたり、
取手の位置も標準仕様として決まっていたりすることが多いと思います。
一方でIKEAのメトードは、
キャビネット、扉、引き出し、取手などを
自分で組み合わせる自由度が高いキッチンです。
IKEAにも、ノブやハンドルなどの取手類は豊富にあります。
公式サイトでも、
ノブやハンドルは、キャビネットやドアの印象を変える
小さなアップグレードとして紹介されていて、
寝室、バスルーム、キッチンなど、
さまざまな場所に使える取手類として展開されています。
IKEAのKitchen Planner(キッチンプランナー)では、
引き出し前部に取手を付けたときの
大まかな見え方も確認できました。
ただ、第一希望は真鍮製の取手だったため、
最終的には社外品を施主支給することにしました。
わが家の場合、
社外品の取手を施主支給できるかどうかは、
IKEAキッチンの施工業者さんを決める前に確認していました。
この時点では、
具体的にどの取手にするかまでは決まっていません。
取手の種類やサイズ、取り付け位置を決めたのは、
キッチンの仕様がかなり固まってからです。
わが家のキッチンをIKEAに決めた理由はこちらにまとめています。
→ IKEAキッチンを選んだ理由|シェーカースタイルとの出会いと決め手
最初はゴーリキアイランドの真鍮取手を検討していた
最初から現在の取手に決めていたわけではありません。
旧居のキッチンで使われていた真鍮取手の風合いが好きで、
新居でも最初は、ゴーリキアイランドやエムテックなどの
真鍮製取手を候補にしていました。
使い込まれて少しくすんだ真鍮の質感が気に入っていて、
新居でも同じような雰囲気にできないかと考えていました。
実際に、候補にしていたゴーリキのツマミ(ノブ)や
ラウンドハンドルを、
図面に当てはめながら検討していました。
ただ、わが家のIKEAメトードの引き出し幅に合わせると、
しっくりこない部分がありました。
幅のある引き出しにツマミ1つでは、
重いものを入れたときに開けにくそう。
かといって、
ツマミを2つ並べるデザインは
あまり好みではありませんでした。
ラウンドハンドルも検討しましたが、
場所によっては2つ付ける必要があり、
全体で見たときに少し違うように感じました。

幅が大きい引き出しに取手を2つ付けると、片手で開閉できないのも、私にとってはデメリットでした。
施工業者さんからも、
シンク下やコンロ下など鍋を入れる場所は、
ノブよりハンドルの方が開けやすいのでは、
という意見をいただきました。
このあたりから、
ツマミやハンドル単体のデザインだけでなく、
引き出し幅に対して、開けやすい取手になっているか
も考えるようになりました。
海外Amazonで見つけたQOGRISUNの取手
その後、ノブとハンドルの形状を見直すために、
Pinterestや海外のキッチン事例も確認しました。
見ていくうちに、
わが家の黒い框扉(レルヒッタン)には、
もう少しモダンな真鍮ゴールドのバー取手が合いそうだと感じました。
最終的に選んだのは、
海外Amazonで見つけたQOGRISUNの取手です。

※実際に購入したアイテムは記事末にまとめています。
Amazon.comを見て驚いたのは、
キッチン扉や引き出しにつける取手・つまみ類の選択肢が
とても多かったこと。
日本で購入できる商品もかなり探しましたが、
当時は好みのものが見つからず、
海外Amazonも選択肢に入りました。
AliExpressにも似たような取手はありましたが、
必要なサイズや個数の組み合わせが合わず、
最終的にはAmazon.comで購入しています。
QOGRISUNの取手を選ぶときは、
商品ページで「Solid Brass」と記載されていることや、
MaterialがBrassになっていることも確認しました。

取手はディテールが少し違うだけで印象が変わるので、かなりこだわって探しました。妥協できない自分に少し疲れました。笑
わが家が選んだ取手のサイズと個数
取手サイズを決めるときは、
Amazonの商品ページや海外の配置ガイドに載っていた
サイズの目安も参考にしました。
たとえば、よく見かけたのは、
引き出し幅に対して取手を長くしすぎない
という考え方です。
目安としては、
引き出し幅に対して取手の長さを
1/3前後〜1/2以下くらいにおさめる、
という内容でした。
また、わが家では使っていませんが、
扉に縦向きで取手を付ける場合は、
扉の高さに対して長くしすぎない、
という目安も紹介されていました。

日本ではこういったガイドはあまり広く知られていない印象ですが、海外では “Cabinet Hardware Placement Guide” のような名前で、キッチン扉や引き出しにつける取手・つまみ類の配置ガイドがよく紹介されています。
ただし、これは絶対のルールではありません。
この目安を参考にしつつ、
実際の引き出し幅と取手の見え方、
開けやすさを考えながら決めました。
最終的に、わが家では3種類の取手を使いました。
| 種類 | サイズ・個数 | 使った場所 |
|---|---|---|
| ノブ | 30mm/8個 | 小さめの引き出し |
| バー取手 | 180mm・ビスピッチ128mm/12個 | 中くらいの引き出し |
| バー取手 | 320mm・ビスピッチ256mm/6個 | 幅750mm・900mmの大きめ引き出し |
※バー取手は、商品ページでは「Pull」と表記されています
キッチンで使った取手は、
ノブ8個、バー取手18個の合計26個です。

小さい引き出しにはノブ。
中くらいの引き出しには180mmのバー取手。
幅900mmや750mmなどの大きめの引き出しには、
320mmのバー取手を選びました。
取手のサイズは、
見た目の好みだけでなく、
引き出し幅、必要個数、
セット販売の組み合わせも見ながら決めています。
そのうえで、バー取手は最終的に
ビスピッチ128mmと256mmのものを選んでいます。
比較的よく見かける寸法なので、
もし将来、取手を交換したくなった場合でも、
同じビスピッチのものを探しやすいと考えました。

5インチ(128mm)、10インチ(256mm)と見ながら、
引き出し幅に対して長すぎないかを考える作業は地味に面倒でした。
今ならAIに聞きながら進められるので、当時よりはかなりラクかもしれません。
施工業者さんに、
選んだ取手と付属のビスで取り付けできそうか確認してもらったあと、
最終的にこの組み合わせで購入しました。
最初にキッチン用として購入した取手の費用は、
当時のAmazon.comで約4.9万円でした。
その後、一部返金があり、
最終的には約4.6万円ほどになっています。
海外Amazonでの購入だったため、
商品代だけでなく、送料や輸入関連費用もかかりました。
ただし、ノブは10個セットで購入したため、
キッチンに使ったあと2個余りました。
最終的には、同じノブを2個買い足し、
余っていた2個と合わせて、
洗面台にも4個使っています。
→ ウッドワン洗面台の実例|W1245・右ボウル仕様・ミラー1つにしたわが家の仕様
取り付け位置は、図面に重ねて共有した
取手の位置もかなり悩みました。
基本的には、
引き出し前部の縦横中央に配置しましたが、
食洗機の前板は一番上に。
下段の引き出しは、
中央より少し上めに付けたいと考えました。
同じような配置の実例がなかなか見つからず、
バランスと使いやすさの両方を見ながら決めています。
最終的には、
図面に取手の位置とサイズを重ねた画像を作り、
付けたい商品の寸法や付属ビスの長さも合わせて、
施工業者さんに共有しました。

社外品の取手を施主支給する場合は、
取り付け可能かどうかだけでなく、
取り付け位置をどこまで指定できるかも
事前に確認しておいた方がいいです。

取手まで自由に選べるのは楽しい反面、
ノブにするのか、バー取手にするのか。
どの長さにするのか。
どの位置に取り付けるのか。
細かく考えることが多く、
正直、かなり悩んだ部分です。
取手を施主支給するときに確認したこと
IKEAキッチンで社外品の取手を使う場合は、
まず、施主支給できるかどうかを
事前に確認する必要があります。
そのうえで、具体的な商品を購入する前に、
次の点を確認していきました。
- 使いたい取手の種類
- 引き出し幅に対して、取手の長さが長すぎないか
- 必要な取手の個数
- ビスピッチ
- 付属ビスの長さ
- 取り付け位置
- 選んだ取手と付属ビスで取り付けできるか
特に、ビスピッチと取り付け位置は、
後から変更しにくい部分です。
社外品の取手を施主支給する場合は、
購入前に施工業者さんへ確認しておくと安心です。
2年使ってみて|素材と使い勝手

実際に使ってみて、
中くらいの引き出しはもちろん、
特に幅が大きめの900mm・750mmの引き出しは、
ノブではなくバー取手にしてよかったです。
鍋や調理道具を入れる場所は重くなりやすいので、
バー取手の方が安定して開けやすいと感じています。
一方で、小さめの引き出しは、
30mmノブでも特に不便はありません。

キッチンで作業していると、
取手にエプロンの紐などが
引っかかることがあります。
旧居のツマミでもありましたし、
今回選んだバー取手も出っ張りがあるため、同じように引っかかることはあります。
私は慣れていますが、
気になる方は、取手の出っ張り方も見て選ぶとよいと思います。
素材については、
商品ページの記載を確認したうえで購入しましたが、
本当に無垢の真鍮製かまでは断言できません。
正直なところ、
海外Amazonの商品ページなので、
表記を確認しつつも、
本当に無垢の真鍮製なのかな、
という不安は少しありました。
届いた取手は、磁石はつかず、
手に持ったときの重みもしっかりありました。
実際に2年使ってみても、
わが家で使っている他の真鍮パーツのような
くすみや色の変化は、
この取手にはほとんど出ていません。
表面処理がされている可能性もあります。
ノブ部分には多少の小傷がありますが、
目立つ黒ずみや色ムラはほぼ感じていません。

濡れた手で触らないように多少は気をつけていますが、
特別に神経質に扱っているわけではありません。
素材について断言はできませんが、
見た目、使い心地、2年後の状態を含めて、
わが家としては満足しています。
まとめ|取手選びは、見た目だけでなく使いやすさも大事だった
IKEAメトードの取手選びは、
思っていた以上に考えることが多い部分でした。
真鍮製の取手にしたいという希望から始まり、
取手の種類、サイズ、取り付け位置、ビスピッチまで、
細かく確認しながら決めています。
結果的にわが家では、
小さめの引き出しにはノブ、
幅のある引き出しにはバー取手を選びました。
2年使ってみても、
鍋や調理道具を入れる重い引き出しは、
バー取手にしてよかったと感じています。
素材については、
本当に無垢の真鍮製かまでは断言できませんが、
見た目や使い心地、2年後の状態を含めて、
わが家としては満足しています。
取手は小さなパーツですが、
キッチン全体の印象にも、
毎日の使いやすさにも関わる部分です。
IKEAキッチンで社外品の取手を使いたい場合は、
施主支給できるかどうかを早めに確認しつつ、
具体的な商品を決める段階では、
施工業者さんに相談しながら進めると安心です。
■ この記事で使っている関連アイテム
【ノブ】
- QOGRISUN|Solid Brass Knobs 1-3/16-Inch Brushed Brass
Amazon(米国)で見る
→ 小さめの引き出しに使った30mmのノブです。
【バー取手】
- QOGRISUN|Solid Brass Cabinet Pulls 5 Inch Hole Center Brushed Brass
Amazon(米国)で見る
→ 中くらいの引き出しに使ったビスピッチ128mmのバー取手です。 - QOGRISUN|Solid Brass Cabinet Pulls 10 Inch Hole Center Brushed Brass
Amazon(米国)で見る
→ 幅750mm・900mmの大きめの引き出しに使ったビスピッチ256mmのバー取手です。
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