
はじめまして
こんにちは、Aomi(あおみ)です。
2023年、湘南エリアに30坪の注文住宅を建て、夫と子ども2人の4人家族で暮らしています。
私は「デザイン重視」、夫は「性能重視」。視点の違うふたりが何度も話し合い、最終的にたどり着いたのはアメリカンハウス。その中でも、モダン東海岸スタイルの雰囲気を取り入れた家になりました。
わが家の概要
湘南の海にほど近いエリアに建つ、延べ床約30坪の注文住宅。
外観はシンプルさと落ち着きを大切にしつつ、細部にはアメリカらしいデザインを取り入れています。
注文住宅の特徴的なポイント
ここでは、わが家ならではの特徴をいくつかご紹介します。
(詳しくは別の記事でまとめていく予定です)
キッチン

かまち扉(その中でもシェーカー寄り)のキッチンを採用。木材の温かみとシンプルなデザインを両立させ、真鍮の取手を個人輸入するなど細部のデザインまでこだわりました。
玄関まわり

マッドルームは入居後にリフォームで新たに設けました。最初は無印のパイン材ラックを置いていたのですが、海外風の雰囲気にしっくり合わず…。収納が減る不安もありましたが、思い切って憧れのマッドルームに。
海外のように大きくはできませんでしたが、靴を収納できて座れて、帽子なども掛けられる、日本の住宅に合わせたサイズ感で実現しました。詳しい経緯はまた別の記事でご紹介します。
リビング

折り上げ天井を取り入れることで視線が抜け、実際の広さ以上の開放感を感じられる空間に。
天井にはホワイト塗装の羽目板を施工しましたが、もっと海外らしさを出したくて、後からまわりぶち(モールディング)を追加することに。日本の家ではあまり見ない仕上げですが、思い切ってチャレンジしました。
室内ドア・パントリー

室内ドアはすべて施主支給の輸入ドア。洗面所に続く引き戸はセルフペイントに挑戦し、木の温かみを活かしながら、裏表で色を変えて塗り分けることで、空間ごとに違った雰囲気を楽しめるようにしています。
キッチン横には小さなパントリーも設けており、日用品や食材をまとめて収納でき、生活感を隠せるのも気に入っているポイントです。もともとファーマーズスタイルのようなパントリーに憧れがあり、絶対に欲しいと思って取り入れました。
外構

外構にはバイナルフェンスを取り入れ、外からの見た目にも東海岸スタイルらしい雰囲気を添えています。アメリカの住宅では定番の素材で、白いフェンスがあるだけでぐっと“アメリカンハウスらしさ”が高まります。材料費はそこまで高くなかった点も助かりました。支柱には個人輸入したソーラーライトを取り付けてもらい、夜間にはライトアップで特別な雰囲気を演出できます。白いフェンスなので汚れが目立ちやすいというデメリットもありますが、それを含めても“取り入れてよかった”と思えるお気に入りのポイントです。
家づくりで大変だったこと
「東海岸スタイルの家」は、サーファーズハウスやカリフォルニアスタイルに比べると情報が少なく、設計前から施工中、そして引き渡しまで、常に手探りでした。
それでも、施工例にもなく、これまで取り組んだことがないことを快く引き受けてくれる工務店さんに出会えたことは、とても大きな支えになりました。細かい要望や50項目以上の施主支給にも柔軟に対応していただき、少しずつ理想の形を実現することができました。
工務店のみなさんと一緒に調べ、試行錯誤しながら少しずつ形にしていく時間は、私たちにとってかけがえのない経験です。理想の住まいに近づいていく過程そのものが、家づくりの楽しさだったと思います。
これから
このブログでは、施主ならではのリアルな体験を交えながら、素材選びやちょっとした工夫、暮らしの中で感じたことを発信していきます。
まずは気になるところから、気軽にのぞいていただけると嬉しいです。